ご挨拶

私は、日本に20年以上住み、学び、働いてきたため、日本の文化と教育について理解と経験を深めることができました。その経験を活かして、自分の目標を最短で実現するための道を選ぶことにしました。つまり教育です。福沢諭吉の「天は人の上に人を作らず——人はみな平等に生まれ、学問によって格差が生じる」という思想は、私の活動の指針であり、 心越グループはそれを実現するための手段です。

心越グループは設立当初から、ベトナム人の心を育み、その地位を向上させ、ベトナムと日本の国と人々を結ぶ架け橋となるという使命を掲げてきました。そして、その出発点からさらに一歩進み、ベトナム人材が世界の発展の中でどのように位置づけられるのかを考えたとき、私は多くの問題点を見出して憂慮いたしました。

熟考のすえ心越グループで教育を受けたベトナム人の若者が、日本で就労経験を積むことが、越日双方にとってWIN-WINとなる人財育成となると考え、育成就労教育、特定技能就労者教育、技術・人文知識・国際業務人材の教育に取り組んでいるところです。