当社の技能実習送出し事業は、ベトナムからの実習生が日本での専門技術や知識を習得し、母国での発展に寄与することを目的としています。企業や個人事業主が直接技能実習生を雇用し、様々な技術を学べるよう支援されています。
従来から受け入れが盛んであった主な業種は、建設・食品製造・繊維・機械金属・農業・漁業などです。最近では技能実習生を受け入れられる職種が広がり、介護などの職種でも受け入れることができるようになりました。技能実習生を受け入れたいと考えていても、対象の職種・作業でない場合、受け入れることができないため事前にチェックしておく必要があります。主な対応区分は厚生労働省の「技能実習認定移行対象区分・作業一覧」を参考にしてください
技能実習生を受け入れる際の流れ
・当社では、技能実習を希望する候補者を募集しています。日本の受入れ企業が求める人材を、性別、年齢、学歴、性格などを考慮して選抜します。
・技能実習生になるには、技能実習法で定められた要件をクリアする必要があります。したがって、要件を満たしているかどうかを判断し、それに基づいて人材を選抜することは、送り出し機関としての重要な役割となっています。
・技能実習生の選抜が完了した後、当社では「入国前研修」と呼ばれるプログラムを実施します。この研修では、日本語や日本のルール・マナー、さらに現場で必要な実技などを教えます。技能実習生は約6か月間をかけて、日本での生活に必要な知識やスキルを習得していきます。
・承認された申請を基に、技能実習生は在留資格を取得し、日本への入国ビザを取得します。この手続きは技能実習生と監理団体が連携して行います。
・技能実習生を日本に送り出したら送り出し機関の役割が終わりではなく、日本に滞在している間のサポートも行います。技能実習生がなんらかのトラブルに巻き込まれた時の対応や、日本での生活におけるメンタルケアなどのフォローをします。